建築

【建築学生のバイブル】設計課題に取り組む時に注意する7個のポイントを徹底解説!

皆さんこんにちは、こうです!

建築学生の中で、どうやって設計課題に取り組んだらいいかわからない人が多いのではないでしょうか?

今回の記事では、いとも簡単に設計課題ができるようになる方法について解説します。

この記事はこんな人におすすめ!

・初めて設計課題に取り組む
・まだ自分の設計方法が確立できていない
・方法を先生に聞くが、一向に欲しい答えを得れてない

実は多くの建築学生がこの「設計課題の進め方」で悩んでいます。(僕もでした。)

正しい設計課題の進め方を学び、自分の設計に活かしていきましょう!

今回は設計するときの注意点7個に加えて、建築学生なら最低限知っておくべきことと基礎知識を解説します。

この記事を読めば、以前より簡単に設計課題に取っかかりやすくなります!

それでは早速いってみましょう!

設計課題の進め方がわからない原因

設計課題を取り組むうえでの注意点の前に、

そもそもなぜ多くの建築学生が設計課題の進め方がわからないのでしょうか。

その理由はずばり、以下の2つが挙げられます。


原因①:誰からも具体的な進め方を教えられない

原因②:そもそものインプットが足りていない

原因①:誰からも具体的な進め方を教えられない

はっきりと言えることが、

中学・高校とは違って、具体的な方法を教えられることはありません。

先生によってはあることもありますが、基本的にはないと考えておいたほうがいいです。

こういう現状を理解して、「自分で情報を掴みに行くしかないんだ」という姿勢で情報収集をすると少しずつやり方が分かってきて、成長することができます。

先生よりも自分より立場が近い先輩に聞くと、自分の苦しみも理解してくれるので先輩に聞くのが最もスピードは速いです

原因②:そもそものインプットが足りていない

インプットをする以上のアウトプットは生まれません。

そもそも何もない状態から何かを生み出すという考え方が間違いで、インプットがアウトプットを上回ることなんてありえません。

ですから、しっかりと自分の興味分野を学習してインプットすることが必要となってきます。

インプット方法としては、

・好きな建築の研究をする

・興味のある分野の書籍を見る

が挙げられます。

本を読むことが苦手な人がいるかと思われます。

そんな方に向けて本の読み方についての記事を書いているので、ぜひこちらも併せて一読ください!

設計課題を取り組むときの7個の注意ポイント

人が中心の建築になっているかどうか

建築というものは人が幸せになる空間を創造することと等しいものです。

設計する建築によってヒトはどうやって快適に過ごせるのか、どうやって人と人との繋がりを造ることができるのか。

地道に人の目線に立って、建築を設計していくというのは課題に取り組むうえで必要不可欠な能力となってきます。

自分が行ってみたい魅力的な空間になっているかどうか

設計する建築が自分が訪れたいと思う建築かどうかという基準もかなり大切です。

自分が魅力的だと感じない建築は、もちろんほかの人も行きたいとは思わないでしょう。

そういう面で、自分が行きたくなる建築を設計していくという主観さも大事になってきます。

説明している言葉と形態が一致しているかどうか

エスキスをした際に実現したい建築形態と説明している言葉が一致していないことが多々あります。

例えば、「人の流れを流動的にして人の交流を盛んにしたい」と言っているのに形態が真四角のヴォリュームで構成されている。

流動的にスムーズに人の流れを作るためにはもっと形態を曲線線的にしたほうがコンセプトに沿ったものとなります。

自分のコンセプトと形態が一致しているのかを確認する癖をつけましょう!

熱をもって相手に説明すること

自分の設計する建築で実現したいことをしっかりと熱意をもって説明することが必要です。

熱意がなければ人の感情は動かすことができず、自分がしたいことの5割も伝えることができません。

熱意をもってエスキスに挑めば、先生からのそれに応じた回答や改善案も出てくるはずです。

恣意的に形状を決めていないか

設計する建築の形状はなんとなくで決定してはいけません。

きちんとロジックをもって形状を決定していく必要があります。

なんとなくここを曲げてみたとか、なんとなくここに配置してみた、ではよい建築は設計することができません。

その建築のどの部分をメインにするか

建築のどの部分をメインにするか、つまり自分の設計する建築のどの部分を相手に見せるのかを考えましょう。

この部分がプレゼンボードのメインパース部分になってくるので、しっかりと事前に考えておきながら設計すると、レイアウトするときにうまくいきやすいです。

自分勝手な設計になっていないか

独りよがりな建築では人々は快適に過ごすことができません。

「人が中心の建築」であることにもつながってきますが、

自分勝手な設計では思いやりのある建築を創造することはできず、魅力的な建築を造ることもできません。

自分勝手な建築になっていないかをたびたび確認することはどんな設計でも必要なことです。

まとめ

今回は設計課題を取り組む上で注意すること7ポイントを解説してきました。

今回の記事で紹介した記事を再度あげておきます!

設計課題に取り組むときにこの記事を読み返してもらえると嬉しいです!

ではまた。

-建築