建築

【建築学生必見!】Illustratorで出来ることを実作品を通して徹底解説!

こんにちは、Kouです!

建築学生が必ず通る問題があります。それは、「建築ソフト」の学習と使いこなしです。

そのなかでも今回はIllustratorについてです。

「いつか学習したい…」と思っていても、なかなかハードルが高いですよね。

この記事では、IllustratorはどのようなものかIllustratorを使うとどんなことができるようになるのか

をわかりやすく解説していきます。

この記事は次のような人におすすめ!

・Illustratorのとっかかりと知りたい
・Illustratorの勉強の仕方がわからない
・建築プレゼンボードの完成度をあげたい

設計課題の完成度を上げるためには「Illustrator」が必要不可欠です。

これから建築を勉強する人、現在建築を学んでいる人にとって設計課題の表現を上げるために

ぜひこの記事を参考にしてみてください。

それでは早速行ってみましょう!

Illustratorとは?

Illustratorとは、Adobe社が開発したグラフィックデザインソフトで、

略して「イラレ」と呼ばれることが多いです。

街中にあるロゴチラシのデザインは、このillustratorで作られていることがほとんどです。

建築の設計課題においては、地図情報やダイアグラム、図面の加工・着色、プレゼンボードのレイアウトで使うことが多いです。

Illustratorでどんなことができるのか?

主にIllustrator で出来ることは以下の5つです。

Illustrator でできること

・敷地調査結果の作成
・ロゴや特徴的な文字の作成
・ダイアグラムの作成
・プレゼンボードのレイアウト
・図面の加工

敷地調査結果の作成

実際に僕が設計した時の敷地調査結果のイメージです。

このように敷地周辺がどのような場所であるのか、敷地からどのような建築を設計しようとしているのかを効果的にイラストとして表現することができます。

僕自身、地図情報に情報を書き込むのにIllustrator をとても重宝しています。

ロゴや特徴的な文字の作成

僕はあまり作ったことはないのですが、ロゴも作成することができます。

作り方についてはAdobe公式サイトに詳しく書いてあるのでこちらも併せてご覧ください。

https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/how-to/logo-design.html

ダイアグラムの作成

設計する上で相手にわかりやすく説明するためには文字だけでなく、ダイアグラムが必要になります。

自分がどう考えたのかという思考のプロセスを示すうえでもダイアグラムは重要な役割を果たします。

僕もダイアグラムを作るときは必ずIllustratorを使っています。

プレゼンボードのレイアウト

illustratorではプレゼンボードのレイアウトもすることができます。

Illustratorには「定規機能」があり、きれいに図面やダイアグラムをレイアウトすることができます。

図面の加工(主に線データ)

線データの加工をすることができます。

CADから線データを出力した際に、不要な線が生じる時があります。

そういう時にillustratorがかなり便利です。

細かく線データが出力されているので、必要な線まで消すことなく作業することができます。

一から図面を描くことには適していませんが、CADから持ってきたデータを加工するのには大変便利でしょう。

Illustratorの入手方法・価格

Illustratorだけだと、月額2728円になっていますが、

「コンプリートプラン」だと、Illustrator以外にも写真を編集する「Photoshop」、動画編集ソフトの「Premiere Pro」など20以上のソフトが使えて月額6480円になっています。

学生のうちに契約するとかなり大幅な割引がされます。学生だと、コンプリートプランが

初年度月額1980円で利用することができます。(2年目以降は3278円)

どちらにせよ、コンプリートプランがかなりお得そうですね。

詳しくはAdobe公式サイトをご覧ください!

https://www.adobe.com/jp/creativecloud/plans.html

Illustratorの学習方法

Illustratorの学習方法は以下の手順に則って進めるのが良いです。

①ネットや書籍の情報を見て真似てみる

②学習しものを自身の過去の作品に反映してみる

③設計課題やコンペを通してスキルを身につける

ネットや書籍の情報を見て真似てみる

まずは、書籍やネットにはお手本があるのでそれを真似るのがいいでしょう。

「どんな機能があるのか」「どのようなものが作れるのか」を自分なりに研究してみてください。

僕が実際に使っていたIllustratorの使い方に関するサイトや書籍を紹介します!

Adobe公式のチュートリアル

https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/tutorials.html

Adobe社は無料でIllustrator のチュートリアル動画を公開しています。

無料だからと言って侮ると痛い目に見ます。

しっかりとIllustrator を使う上での基礎をしっかりと解説してくれているので、ますはここから取り組めば間違いないでしょう!

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この書籍にはお手本となるデータを配布しているので、初心者の方でも取り組みやすくなっています。

迷ったらこの本を一度手に取ってみるといいでしょう。

学習したものを自身の過去の作品に反映してみる

1年生や2年生のときに作った作品のほとんどが紙に手書きで書いたものだと思います。

これをもうデジタル化して、Illustrator の練習をしてみるのもいい練習になります。

いきなり取り組み中の設計課題に充てると時間がかかりすぎてしまう恐れがあります。

過去の作品を手直ししてみるといいでしょう。

設計課題やコンペを通してスキルを身につける

最後のステップでいよいよ進行中の設計課題やコンペでこれまで培ってきたスキルを使っていきましょう。

特にコンペでは過去の入賞作品の研究をする際に、優れたIllustrator の使い方をする人が必ずいます

その人の表現方法を参考にして自分のスキルにも取り込んでみると、飛躍的なスキルの向上につながると思います。

まとめ

この記事ではIllustrator の概要と、どんなことができるのか学習方法についてまとめてきました。

この記事を参考に、自分に合う学習方法について自分なりに思考錯誤してみてください!

ほかにも建築学生の皆さんがしておいたほうが良いことが以下の記事でまとめられているので、併せてご覧ください!

【初学者必見!】建築学科に入ったらするべきこと5選
【学年別】建築学生がするべきこと3選 1年生編

ではまた次の投稿で!

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